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箱豆腐
性別:
非公開
自己紹介:
病名:都会中毒、PC中毒、ゲーム中毒、妄想性

備考:最近ようやく世間慣れしはじめました。

早く大人になりたい一方子供で居たい矛盾で構成されてる。

内向的なので交友関係が狭く浅い。

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拍手、詳しいプロフ、本館への道
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「そういやさぁ。もう一人のゲスト、まだ来てねぇの?」
「あーそういえば来てないね。スタッフさんが『まだ来てないから先に教さえやって』って言ってたけど」
「七人目が来ない怪談みたいなオチは嫌だぜ俺…あ、来たみたいだな。けど誰なんだろ…」
「誰なんだろって、聞いてないの?」
「聞いてないっす」
「スタッフと言う名の先輩方がサプライズしてくれるそうなので」
「さぁてさてお待ちかね!遅れてきたスペシャルゲストのぉ登場です!」

ダララララララララ…ダン!

「にぃにぃー!」

ポフッ

「………………栄…ちゃん?」
「…誰?あの幼女」
「こ、これはぁー!先輩方の粋なサプライズ!らっくんの妹!信楽木栄ちゃんだぁぁぁ!!!!!」
「尋常じゃなく歳が離れてるね。3歳くらい?」
「にぃにぃにあえるからおいで!てちっちゃいひとがいってたの!でね!まぁまもいいってゆったから!にぃにぃあそんでー!」
「…お仕事終わったらね。それまでにぃにぃのお膝に座ってようか」
「あい!」
「へぇ、意外な一面をみたなぁ」
「そっすよねぇ。子供苦手なイメージあんのに」
「ほら、さっさとおたより読んでよ邦光。俺手が放せないから」
「くにちゃ、よーで?」
「おっしゃ任せろ!っと、最後のおハガキは…絹郷ネーム“かおなし”さんからです!」
「おぉ、誰なのか全く分からない」
「さっきまでどうも内輪向けだったからねぇ」
「なになに…『皆さんこんにちは。メリークリスマス。俺の悩みを聞いてください。俺には最近気になる奴が居ます。そいつは1年の三学期頃から体力作りの一環として陸部で一緒に走り込みをしているのですが、走った後の荒い息づかいや流れる汗がマジ扇情的すぎてもうヤバいです。というか普段の行動の端々に色気を感じてヤバいです。正直そいつオカズに抜いたこともあります。そいつは本当に良い奴で、俺が悶々としてるときも心配してくれたりします。その度にドキドキしっぱなしです。これって恋なんでしょうか。因みに俺は今まで同性を好きになったことがありません。』…らっくん…」
「耳は塞いどいた」
「懸命だね。…僕から言えるのはただ一つ。“諦めろ、それは恋だが、諦めろ”」
「七五調…」
「だって、ねぇ?勝てる?前覇王に。潮に」
「無理ですね。」
「でしょ?」
「あぁ…か、かおなしさんドンマイです!また良い恋に巡り会えますよ!な!栄ちゃん!」
「がーばれ!がーばれー!」


「さて、瀬戸川邦光と信楽木楽のS×2☆クリスマスラジオ!駆け足短い時間でしたが、そろそろお別れの時間です!いやぁ、怒涛のラジオだったな」
「そうだね。大したトラブルが無かったんだから、別に良いんだけどさ」
「乱入とか誰もしなかったね。今回は」
「こんこんは俺の寮室で待機してますからね。いえーい、こんこん聞いてるー?」
「先輩はこの後どうするんすか?」
「えー…空見ん家に殴り込もうかな…ん、メール……………ごめん急用思い出した帰るね」

ガタンッ!ガチャバタン!バタバタバタ…

「あー…察する?」
「そうだね。じゃあゲストも帰ったことだし、俺らもシメよっか」
「おうよ!瀬戸川邦光と!」
「信楽木楽の」
「「S×2☆クリスマスラジオ!」」
「今回は此処まで!」
「それでは皆さんまた次回、お会いしましょう」


「「ハッピーメリークリスマス!」」



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「次のおハガキはぁーっと…絹郷ネーム“暇人”さんからのおたよりです!」

「『ハローお三方。元気してるー?弟(といっても名実ともに他人なんだけど)にクリスマスプレゼント小話しようと思うんだけどどうしたら良いかナァ。未だにサンタを信じてそうで若干怖いのよネ。内容が内容だけに。じゃ、お返事待ってまーす(はぁと)』」

「ブラックサンタの話でもするつもりなのかな…」
「いや意味怖の方かもしんねぇぞ」
「とりあえず、隠居君なら切り抜けられるよ。ファイト」
「本名出しちゃったよ」
「え?なんで分かったんすか?」
「筆跡。彼意外と達筆なんだよね」
「あー本当だ。意外すぎますね」
「普段適当なのに」
「驚くほど暇人なのに」
「でも彼3年だよ?」
「うわぁ、内申書が大変じゃないですか?出席率とか」
「ま、まぁまぁまぁ!話はそれくらいにして!暇人さん!弟さんへのプレゼント小話上手くやって下さいね!次!次のハガキ!」
「はいはい、よっこいしょ、と。えー…灘城ネーム“しろぴょん”さんからです」
「な、なだしろ?何で灘城?」
「紛れ込んだのかなぁ」
「俺が混ぜました『皆さんこんにちは』はいこんにちはー。」
「おいらっくん、さりげ職権濫用じゃねぇのか?」
「灘城って灘城学園の生徒?らっくん友達だったんだ」
「『俺は最近変態と狂人に追いかけ回されてます。友人も似たような境遇なのですが、折角のクリスマスだし何か楽しいことがしたいです。何か向こうが手出ししてこない良いアイディアは無いでしょうか?』ということです」

「何が“ということ”なんだろうね」
「変態と狂人かぁ…正気の沙汰じゃねぇな」
「なんか無いですかね」
「え?えー…そうだなぁ…その、追いかけてくる人達も含めて騒げば良いんじゃない?」
「諸刃の剣作戦ですか」
「背水の陣かもだろ?」
「虎穴に入らずんば虎子を得ず?」
「だって他にどうすんのさ。灘城に入れられた狂人に追われて平穏は難しいよ?」

「勿論知らないリスナーさん達に解説。灘城学園は此処と同じく全寮制の男子校。ただ此処と違って王道に則した感じになってます。山奥、お金持ち、ゲイバイの巣窟ってやつですね。別名を監獄学園と言い、入ったら高校卒業まで出られないことで有名です。」

「入れられなくて良かった…っ!」
「下手に家柄が良いと大変だね」
「それか条件を出して譲歩する。何かを差し出す覚悟があればこっちのが良いんじゃないかな。まぁ後は本気で逃げ切るって選択かな。だからくれぐれも周りを巻き込まないでね。しろぴょんさん」
「さえぽん先輩怒ってます?」
「いんや?可愛い後輩達に降り掛かる火の粉は掛かる前に払うのが僕だから。これは警告だよ」
「そうですか…」





「多分もう俺の寮室に居ますけどね」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ」」
「瀬戸川邦光と信楽木楽のS×2☆クリスマスラジオ!お相手は引き続き瀬戸川邦光と信楽木楽でお送りします!」
「ゲストはサエタクロースさんです」
「皆の質問にお答えするってプレゼントを持ってきたよー」
「というわけで次のコーナーはこちら!」

ドンッ!

「「復刻!?教えて☆さえさえー!」」

ジジャーン!

「わー、久しぶりだねそのコーナー。さえさえ先輩放送委員じゃないのに一番呼ばれてたんじゃないですか?」
「まねー。好評だったみたいでさ。じゃあ早速最初のおハガキから」
「敢えてハガキ…」
「そりゃ、ラジオと言えばハガキだろ!!深夜便だろ!暮らしの便りじゃないけどさ。」
「それ同世代がどれだけ知ってるんだよ…ごっほん、閑話休題。最初のおたよりは…絹郷ネーム“コワモテ乙女”さんからです」
「…………」
「…………」
「……想像できるな…満場一致で…」
「言わないよ。顔も内容も、ついでに筆跡も想像できるなんて」
「…えーと、『らっくんみっちゃんさえ先輩。メリークリスマス!』メリークリスマス」
「ハッピーメリクリ」
「メリクリー!」

「『今日は一段と寒いので、お体に気を付けてくださいね。さて早速本題です。俺は今日恋人に手編みのセーターを贈ろうと思うのですが、手編みのセーターってやっぱり重い、というか引いてしまうでしょうか?その人は優しいから受け取ってはくれると思うのですが、やっぱり心から喜んでほしいので。皆さん回答よろしくお願いします。』」

「予想通りかよ!斜め上どころか1度もずれてねぇ!リア充してんじゃねぇか!」
「祝ってやる」
「とか言いながら二人とも彼女がいるというね。俺だけだよ居ないの」
「今日予定があるから会えないってすげなくされちゃってさー。何故よりにもよって今日なのか」
「今日こそは…次のステップに…」
「次のステップ?」
「邦光はほら、初カノなんで」
「なるなる。あ、お悩みアドバイスとしては、多分『プレゼントは俺です(はぁと)』でも相手はテンションMAXになって有無を言わさず食べられると思うから平気だと思うよ。愛って怖いね」
「なるほど、本来の目的はそっちだと」
「贈り物なんてあって無いような物だよね。気がつかない幸せってあるよ。多分」
「ということで!コワモテ乙女さんお悩み解決出来たでしょうか?それでは健闘を!」
「グッドラック、体力的な意味で」
「さぁてさて!次のおハガキ!行ってみよー!」
「瀬戸川邦光と!」
「信楽木楽の」
「「S×2☆クリスマスラジオー!」」

ワァー!ドンドンパフパフー

「さて始まりました今週のS×2ラジオ!お相手は俺達!絹郷学園放送委員会所属、2年B組瀬戸川邦光と!」
「同じく信楽木楽でお送りします…いきなり過ぎて誰も着いてけ無いよね。明らかに」
「細けぇことは良いんだってらっくん!その辺はゲストに説明してもらうからさ!」
「じゃあさっさと呼んであげなよ」
「らっくんが反抗期!それではちゃちゃっとゲスト先輩をお招きしましょう!」
「OBだけどね」
「でも先輩だろ?絹郷学園きってのお悩み解決男の娘!陸原冴先輩でーすどぞっ!」

ワァァー!パチパチパチー

「1年生ははじめまして、2年3年はお久しぶり。皆のアイドルでもない陸原さえでっす☆さえさえって呼んでね」
「口頭じゃわかんねぇけどさえぽん先輩の悪癖キター!」
「さえさえ先輩は初回の自己紹介で名前を教えるとき平仮名で教えるって悪癖があります。侮りがたし男の娘」
「これ悪癖じゃなくて癖だよ。女の子だって言ってないもん。」
「まそれは置いといて、さえぽん先輩!絹郷学園の事を勿論知らないリスナーの為に説明をお願いします!」
「そういうのまりちゃんのが得意だと思うんだけど」
「まりまりは今ピエロ先輩と図書室でっす」
「冬期講習なんて無かった」

「じゃあしょうがないか。えっと、絹郷学園っていうのはぁ、全寮制の男子校です。みんな大好き王道系男子校から道を踏み外してます。例えばらっくんは一般家庭育ち、みっちょんは議員子息。そんな感じに生い立ち家柄関係なく皆自由すぎるくらい自由に過ごしてます。」

「邦光って議員子息なんだっけ」
「実はな。政経嫌いだけど」

「と、こんな感じに。垣根なんて無かった。クラスは特進学科のS組A組、普通科のB組C組D組に分かれてるけど、食堂とか寮ではみんなで和気藹々してます。A組B組コンビなんてざらです。」

「まりちゃんなんかはA組だけど、良い子だよな」
「撫で撫でしたいよね」

「生徒会などは集権化を防ぐため三権分立制。帝王たる生徒会長、覇王たる風紀委員長、教皇たる選挙管理委員長が生徒内の最高権力です。詳しい分類は割愛します」

「そういや音田朝から見てねぇよな」
「覇王先輩に連れてかれたよ」
「音田ェ…」
「##この音田は連れてかれました##」

「近くにはコンビニもあって意外と便利。外出届はちゃんと出すんだぞ☆説明はこれで良いかな?」
「はい、ありがとうございました。サエタクロースさん。では、CMの後、引き続きサエタクロースさんをゲストに更にゲストを呼びつけまーす。チャンネルはそのまま」
「サエタクロースって、サンタクロース的なものかな…」

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