「瀬戸川邦光と信楽木楽のS×2☆クリスマスラジオ!お相手は引き続き瀬戸川邦光と信楽木楽でお送りします!」
「ゲストはサエタクロースさんです」
「皆の質問にお答えするってプレゼントを持ってきたよー」
「というわけで次のコーナーはこちら!」
ドンッ!
「「復刻!?教えて☆さえさえー!」」
ジジャーン!
「わー、久しぶりだねそのコーナー。さえさえ先輩放送委員じゃないのに一番呼ばれてたんじゃないですか?」
「まねー。好評だったみたいでさ。じゃあ早速最初のおハガキから」
「敢えてハガキ…」
「そりゃ、ラジオと言えばハガキだろ!!深夜便だろ!暮らしの便りじゃないけどさ。」
「それ同世代がどれだけ知ってるんだよ…ごっほん、閑話休題。最初のおたよりは…絹郷ネーム“コワモテ乙女”さんからです」
「…………」
「…………」
「……想像できるな…満場一致で…」
「言わないよ。顔も内容も、ついでに筆跡も想像できるなんて」
「…えーと、『らっくんみっちゃんさえ先輩。メリークリスマス!』メリークリスマス」
「ハッピーメリクリ」
「メリクリー!」
「『今日は一段と寒いので、お体に気を付けてくださいね。さて早速本題です。俺は今日恋人に手編みのセーターを贈ろうと思うのですが、手編みのセーターってやっぱり重い、というか引いてしまうでしょうか?その人は優しいから受け取ってはくれると思うのですが、やっぱり心から喜んでほしいので。皆さん回答よろしくお願いします。』」
「予想通りかよ!斜め上どころか1度もずれてねぇ!リア充してんじゃねぇか!」
「祝ってやる」
「とか言いながら二人とも彼女がいるというね。俺だけだよ居ないの」
「今日予定があるから会えないってすげなくされちゃってさー。何故よりにもよって今日なのか」
「今日こそは…次のステップに…」
「次のステップ?」
「邦光はほら、初カノなんで」
「なるなる。あ、お悩みアドバイスとしては、多分『プレゼントは俺です(はぁと)』でも相手はテンションMAXになって有無を言わさず食べられると思うから平気だと思うよ。愛って怖いね」
「なるほど、本来の目的はそっちだと」
「贈り物なんてあって無いような物だよね。気がつかない幸せってあるよ。多分」
「ということで!コワモテ乙女さんお悩み解決出来たでしょうか?それでは健闘を!」
「グッドラック、体力的な意味で」
「さぁてさて!次のおハガキ!行ってみよー!」
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