番外な題名の無い物語第四話『悪友と喧嘩友達の違いを400時詰め原稿用紙三枚で説明せよ』
「…………………リーン」
「………………………………。」
前回のあらすじ
はい毎度お馴染み四人組、のサティスとデュードが命がけの大喧嘩を繰り広げている横でリーンとレックスはそれを場外観戦していました。以上
「お前、怒ってるだろ。」
「怒ってる、全然!」
「じゃあなんで俺に目を向けようともせずにチクチクと嫌がらせの如く初級魔術で攻撃してるんだ。」
「自分の胸に手当てて考えてみたらどう?」
おおっと、リーン君。怒ってはいません、キレています。
「…なんで怒ってるか…判るか?お前ら」
「さぁな。」
「ははは…」
レックスに至っては笑ってますが、さっきから氷が降ってたり火の粉が出てきたりで
常人の意識ではもう嫌になるであろうイジメレベルの嫌がらせが頻発しています。
「別に気にしなくても良いんだよ?君は存分に其処にいるオッドアイのツンデレ少年(喧嘩友達)と遊んでれば、僕はその方が良いんだけどな?厄介事も減るし。」
「待て、何時から人間が友達になった?」
サティスさーん。ツッコむ場所違いませんかー?
「俺もこんなボサボサの銀髪カスと友達になった記憶はないぞ?というかそんな奴と友達になる奇特な生命体っているのか?」
そこまで言うと失礼通り越しですね。
「俺も、こんな性格最悪なツンデレ野郎と友達には絶対なりたくねぇな。」
「「………………………………………………………………。」」
ドガガガガガガガ!!!!!!!!
あ~あ、また始った。
「…レックスさん。人間って何ゴミでしたっけ?」
「え…な…生ゴミ…じゃないかな?」
「じゃあ死神はどうなんでしょう?」
本格的にブチキレていますリーン君。
「今此処で纏めて片つけてしまった方利口ですよね?」
あ~、なんか後ろに黒いものが出てるよ。逃げた方が良いよね?よね?(レ○風)
そして四人の運命は!!次回!最終回『大掃除をして纏めたゴミを一気に捨てるのが好き!』お楽しみにっ!!