みほるの場合
「あ、見つけちゃった。」
ガタガタっ
戸棚から出したのは殺虫剤。
シューーーーー………………
「さてと、ティッシュティッシュ…。」
(一般的に殺虫剤で殺る。流石に触れない。)
燈縁の場合
「ん…?Gだ。」
素手で摘む。
「ほらっ自然にお帰り。次来たら撃ち殺す。」
窓から捨てる。
ガション。パーンッ
(Gですら判る燈縁の怖さ)
飛鳥の場合
「………………………………………………………。」
要らなくなった新聞紙を取り出す。
スパンッ
新聞紙を捨てる。
(容赦という物を知らないうえにこの間僅か0.3秒。)
「飛鳥って本当に容赦しねーのな。蝿でも蚊でもよくわかんねー虫も新聞紙でやるだろ。」
「これなんてまだ良い方さ。昔は百足やらを火で炙ってたし。てかなんで素手で触れるのさ。」
「Gだって虫だろ?差別は良くないぜ?俺様博愛主義者だし、紳士だし。火炙り位はしたこと有るけど殺してない。」
「あんのかよ。じゃあさ、古野坂さんがGに襲われそうになってたら?」
「博愛主義?何それ美味いもの?」
「変わり身早っ。」
Gを見ても悲鳴を上げないのが黒野流。
でも退治は出来ない。
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