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箱豆腐
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非公開
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病名:都会中毒、PC中毒、ゲーム中毒、妄想性

備考:最近ようやく世間慣れしはじめました。

早く大人になりたい一方子供で居たい矛盾で構成されてる。

内向的なので交友関係が狭く浅い。

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しまった!!今日は準太の誕生日ジャマイカ!!!
と言う事で、ジュンベ書いてみたんだ。ベ、別に今の今まで忘れてたわけじゃないんだからね!

 


「高瀬さん。」
「隆也?どうした?」
「お誕生日おめでとう御座います。」
「お、おぉ。そういや今日だったな俺の誕生日。」
「と、いうわけで。」
「?」
「ケーキ持って来ました。」

ベタな祝われ方も、隆也とだと嬉しい。
それは惚れた欲目というやつなのか。良く分からないが、兎に角今日という日を好きな人(未だに片思いだが)に祝われるというのは嬉しいことで、俺は自然と顔がにやけていた。

「高瀬さん?」
「そだ、皿!皿持ってくるよ。」
「あ、はい。お願いします…。」

呆然としていた隆也。きっと俺のにやけた表情に対しての反応だろう。
俺はマウンドの上では無表情な方だ。けど今は俺の家。表情に出てしまう。

「やばいやばい…。隆也に気味悪がられる…。」

此処まで警戒心を薄めるのに結構な時間(正味5ヶ月通い詰めだ)を使った。
此処で無駄にはしたくない。

「はい。これ使うか?マッチ。」
「あ、どもっす。」

リビングには、紙の箱を解体しケーキに蝋燭を刺している隆也の姿があった。
俺はマッチを隆也に手渡す。
蝋燭に火をつけ、歌を歌って火を吹き消す。子供の頃によくやった通りの手順で、俺と隆也の小さな誕生日会は幕を開けた。


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「タカヤ!」
「よっ阿部。」

「「初詣行いかね?」」

なんなんだ。新年早々俺の所に来やがって。暇なのか?

「元…榛名さんや泉まで…。なんで俺んとこ来んだよ。」
「阿部と初詣行きたかったし。」
「てかなんで今言い直したんだおい。」

後ろでぎゃーぎゃー言っている元希さんはさておいて、とりあえず俺は出かける準備をする。
それにしても…本当になんなんだよこいつら…。







二人はなまじ顔がいいから、相当目立つ。

「タカヤ遅ぇぞ!」
「阿部、少し見て回ろうぜ。」
「てめぇさっきからなんでついて来るんだよっ!」
「俺も阿部と初詣行きたかったんで。」

しかも状況はよくある“三角関係のもつれ”というやつで、今此処はすんごい注目の的だった。

「阿部っ!」
「タカヤっ!」
「はいっ!?」

二人が同時に俺を呼ぶ。
いきなり名前を呼ばれたもんだからついつい敬語になってしまった。

「「俺とあいつ!どっちと回りたい!?」」
「え?あ、えっと…。」

普段の俺なら迷わず泉にしただろう。けど、この間の事もあって、俺としては泉と2人きりにはなりたくない。
でも、そんな事を言ってもこいつらは引き下がらないだろう。あぁぁあぁぁぁぁあぁぁ…どうするか…っ…!

「あ、隆也だ。」

いつの間にかまた言い合っている元希さんと泉の後ろに見える、近付いてくる見慣れた人影、河合さんと島崎さんと高瀬さんと仲沢だ。

「隆也ー!あけおめっ!」
「ぐ…っ!仲沢重いっ!」
「利ー央ー?」
「うわっ!じ、準さんっ!!」
「利央、俺の隆也になにしてんの。」
「慎吾さん俺のってなんすか俺のって。」
「そうですよー!隆也は俺のですー!!」
「利央お前調子のんなよ。」
「こら止めろお前ら…!久しぶり、隆也。」

なにやら喧嘩腰の三人を河合さんが止めに入る。
てか、俺の隆也ってなんなんだよっ!

「ねぇ隆也、もし良かったら俺達と神社回らない?」
「え、良いんすか?」
「いーよ隆也だもんっ!ねっ準さん!」
「利央うるさい。隆也…どう?」

これはその事で揉めていた俺にとって天の助けに思えた。
そもそも俺は初詣なんか行くつもり無かったんだ。泉と元希さんに無理やり連れてこられただけ。二人と行く義理は無いだろう。

「…じゃあ…行きます。」
「やった!隆也大好きっ!!」
「利央うるさいっつーの。」
「泉。俺島崎さん達と回るから、元希さんもそういうことなんで。それじゃ。」
「「………………はぃ?」」





(漁夫の利の勝利!)


--------------------
なんというか全体的にとち狂った。泉が、泉がぁっ!!!
利央と和さんが実は初登場というやつです。和さん難しいよ。

「紅白終わったのか…。もうこんな時間か、早いなぁ…。」
「ターカーヤー。行く年来る年視よーぜー。」
「行く年来る年って…あんた以外とジジくさいっすね。」
「うるせー。早く蜜柑持って来い。」
「はいはい。」


「なぁタカヤ。」
「なんすか?」
「今年は、色んな事があったな。」
「…そうっすね。」
「俺は…プロになった。」
「俺は、大学生になった事以外特に変わってませんね。」
「変わっただろ?俺の嫁になった。」
「嫁って…。」
「同棲も始めたし。」
「…はい。」
「俺、今すげー幸せ。」
「…俺も、幸せです。」
「タカヤ。」
「はい。」
「来年も、2人でコタツ入って、蜜柑食って、テレビ視ながら除夜の鐘聞いてような。」
「……はい!」


----------------------
誰この素直な奴。阿部ってもっとツンツンじゃまいか。


「今年ももう終わりですね。」
「そうだなぁ…ってなんで骸が居るんだよっ!!?」
「お久しぶりですボンゴレ。」
「久しぶりじゃ無いしっ!不法侵入だしっ!てかどうやって入ったんだよっ!」
「く…っ…三連ツッコミとは…なかなかやりますね…!」
「誰かさんのせいでな。」
「けど僕はその位じゃへこたれません。さぁボンゴレ!2007年の最後と2008年の始めを僕との愛の「来るな帰れ土に還れ変態!!」
「ぐはっ!!ボンゴレ…また少し強くなりましたね…この間よりも良いキックです…!」
「もうお前帰ってよ!」
「嫌ですよ。獲物を前にして逃げる狩人が何処に居るって言うんです?」
「いやマジで本当にお引き取り下さい。俺は今から紅白見るんだよ。今年の小○幸△の衣装気になるから。」
「ボンゴレってば僕よりあんな派手な女が良いんですか!?あんな舞台と同化したような目立ちたがり屋な女!」
「お前失礼だな!△林○子に謝れっ!」


ゴーン…ゴーン…


「………終わりましたね、紅白。」
「…はぁ…行く年来る年でも見よう…。」
「…今年ももう終わりですね。」
「あぁ…。」
「さぁボンゴレ!2007年の最後と2008年の始めを僕との愛の「二度と来るなこの変態ナッポー!!」


--------------------
とりあえず今年の心残りは解消


赤ドレスを着たあらまり嬢が美しい星屑の曲のパロです。
あの薔薇を貰えた人に嫉妬してる黒野が無い頭シバいて書いた榛阿DE榛準です。榛準は初の試み。
∴配役は
星屑に踊らされた女=ずんた
あなた=はうな
見知らぬ女=べべ
になります。
まぁぶっちゃけた話、

□サンホ/ラパロは嫌だ。
□星屑の歌は崇拝している。
□星屑の歌パロ?ボッコボコにしてやんよ。
□星屑の歌の世界観を壊すなっ!
□前回の準阿美し/きものパロで懲りている。
□まだ義務教育中の/爽-や/か-三/組でーす。
□また榛名が死ぬのか。
□榛名はそんな酷い子じゃないわっ!浮気なんてしないっ!
□榛準は生理的に無理。
□榛阿DE榛準は嫌だ。
□死ネタ、軽いグロが苦手。
□阿部と準太が泥沼はもう嫌だ。
□修羅場とかねーよww
□首を絞めれば締まるって何処が?
□何故なのよー!パーン!

に当てはまった方ははい戻ってねはい戻ってね!(二回言った!)
それでも来い!バッチ来い!な猛者(もさが変換できない私は負け組orz)は16行目からスタートですよ。れっつすくろーる!















「な…んで…?」

目の前の光景は、高瀬にとって信じがたい物だった。





榛名とお揃いで買った赤いシャツを着て、高瀬は街に出ていた。夕飯の買い物の為である。
榛名と高瀬は二年ほど前から同棲しており家事全般は高瀬がやることになっていた。

「昨日は魚だったから…今日は肉にしようかな。」

榛名との夕食風景を思い出して、高瀬は自分の顔が緩んでいくのを感じた。

高瀬は今、幸せだった。
愛しい恋人と暮らせる事。
愛しい恋人の為に夕飯の献立を考える事。
今こうやって買い物に出てる事すら、高瀬には幸せだった。
例え榛名に蹴られていても、
例え榛名に首を絞められても、
例え榛名に愛されてなくても、
例え榛名の玩具だったとしても、
どんなに酷い扱いをされても、高瀬は榛名を愛しているし、榛名は嫌いな人間と同棲などしないと解っていたから。
だから高瀬は幸せだった。

例え榛名の一番でなくても、
例え榛名が嘘吐きでも、
例え榛名の心が別の場所に有ったとしても、
知らなければ、高瀬は幸せで居られたのだ。

「?…榛名…?」

高瀬は一瞬、榛名の声を聞いた。
空耳かと高瀬は己の耳を疑ったが、その声ははっきりと、榛名が近づいている事を告げていた。

「………で…なんだぜ…!おい聞いてんのかタカヤっ!」
「はいはい聞いてますって。」

榛名は見知らぬ少年と歩いていた。
榛名と少年は互いに白のワイシャツを着て、他愛のない話をする。
端から見れば、幸せそうな恋人達。

「な…んで…?」

目の前の光景は、高瀬にとって信じがたい物だった。
高瀬と居るときとは違う笑顔を、榛名は惜しみなく少年に向けている。
屈託のない、心の底から無邪気に笑う榛名を、高瀬は見たことがなかった。

「は…るな…。」

手からビニール袋が落ち、何かが割れる音がする。けれど今、そんな事に構っていられるほど、高瀬は落ち着いては居なかった。
榛名は、呆然とする高瀬の前を過ぎる。
気づいた様子は、なかった。

「榛名。」

(確かに、呼んだのに。)
榛名には、高瀬の声が届かなかった。
気がついたのは、榛名ではなく阿部だった。

「元希さん。あの人呼んでるんじゃ…。」
「あぁ?誰が呼んで………高、瀬?」

榛名が固まる。気まずい雰囲気が三人の間に流れる。
少しの沈黙の後、口を開いたのは高瀬だった。

「榛名…。」
「高…瀬。」
「…なんで、だよ。」
「え…?」
「なんで、なんだよ。」

高瀬の右手には黒いなにか。
阿部はそれが何か、解らなかった。
榛名に至っては気づきもしなかった。

「何でだよ榛名ぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

その場に響くはずない轟音が辺りの空気を切り裂く。
それは、高瀬が榛名を撃った音だった。

「はぁ…はぁ…っ…。」

高瀬はゆっくりと榛名に近づく。
今はもう動かない榛名だったものを腕に抱き、染まり行く赤に満足感を得ていた。

「これで、お揃いだ。」

白から赤へ
撃たれた場所から全体へ
酷く緩慢に、けれど確かに、シャツの白は血液の赤に染まっていた。

「…?榛、名?」

その赤はやがて、黒へと変色していく。
それは、榛名がもう笑わないということ。
高瀬の幸せを、高瀬自身の手で撃ち壊したという、現実だった。

「…ごめ…っ…榛名ぁ…っ!」

高瀬の瞳から一筋の涙が零れる。
涙は、冷たい榛名の体へと、落ちていった。
高瀬は自分の持っていた拳銃の銃口を自らのこめかみに当てる。

「今…逝くから…。」

今はもう亡い2人の世界を夢見ながら、高瀬はその引き金を引いた。


------------------
反省も後悔もします。ごめんなさい。gdgdになってしまたorz
榛名は準太と同棲してて阿部に手を出しています。寧ろ阿部が本命で準太がつまみ食い。ナンテコッタイ!
うーん。榛準は難しいです。27日まで修行してきます。

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